私の王子様-社長【完】
「ねぇ…俺の顔見てくんない?」
「どうして…?」
うちこそどうして見ない!!
顔くらい見ても減るもんじゃないだろう?
この臆病者!!
「とりあえずここでようか…」
気付くとご飯を食べ終えていた私たちは
この店から出ることにした。
黙ったまま逹也の後ろをついていく私。
こんなはずじゃなかった。
こんなに逹也を傷つけるはずじゃ…
悔やんでも悔やみきれない思いが再びあふれてきて
私はさらに下を向いて歩いた。