↑恋人以上≧恋愛未満↓

ある日のときめき…




―――――……

「葵ちゃん。」


「ん?」


「やべぇ//朝からマジかわいいっ!キスしてぇっ」


「っ/////!!」


!!!///朝からなんなんですかっ!?
キ、キキ、キスって/////




前の席から身を乗り出してわたしをからかってくるのは
たっちゃん。

彼の名前は立波一弥(タツナミイチヤ)。
海と一緒に受験したこの憧れの高校に入学してすぐ
同じ班になって彼の猛烈アタックがはじまった。(笑)
たっちゃんはちょっとエロ魔神だけどホントにかっこいい。

こんなわたしに一目惚れだって。
そんな彼に思われて嫌な気はしなかった。


「なぁ。俺のモンになってみない?」


ボボボボボッ/////////
わたしの顔を間近で覗き込みながら
たっちゃんは囁くように言う。

わたしは恥ずかしくて俯いたまま答えることができないでいると
突然頭の上で声がした。


「うちの葵をあんまいじめんなよ。葵には刺激が強すぎる。」


「海〜。//」



トイレから戻った海が助けに入った。



「チッ!でたよ保護者。」


「俺の許可なく葵を口説いてンなよ。」





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