↑恋人以上≧恋愛未満↓

キスの味...




「どうしたの?海らしくないよ?たっちゃんと付き合うとかそんなこと考えたことないし。そのうちわたしも彼氏ほしーなって思うかもだけど、今わたし授業ついてくので精一杯だもん。」


わたしはブランコから立ち上がって
海の前に立つと海の顔を覗き込んだ。



「わたしのことそんなに心配?いつも一緒にいてくれてありがと。わたしも海がどっかいっちゃうのは嫌だよ?」



わたしは冗談ぽく言いながら
海の頭をポンポンと子供をなだめるようにした。



「そんなんじゃねーよっ!!!」


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