永遠の17才
抹胡side.
私は、片栗抹胡。
この甘い名前は、和菓子好きの
おばあちゃんが決めてくれたの。

抹茶の抹に、胡麻の胡で

まこって読むんだ。
すごく気に入ってる。

そして今人生を大きく左右する
場所に遅刻しそうなのだ。


だから私は急いでチャリにのり
一気にいつもの坂道を下る。


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