白雪姫様と王子様とオモチャ
「今日は、髪の毛しばってるんだね♪」


さすが女の子。オシャレに敏感みたい…


「うん。」


そういったらいきなり椅子に座らせられた。


「メイクしてあげる♪」


ゆうりが机の上にずらーっとメイク道具を並べて言う。


たくらんだ笑みが怖い…


ゆうりがメイクをはじめると同時に女の子の人だかり。


「私、ネイルやる!」


「じゃぁ、終わったら制服改造しよう☆」


そう言い出す人までもいる。男子は見るだけ。


というか、あきれている。
< 143 / 167 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop