白雪姫様と王子様とオモチャ
オモチャⅡ

愛しい [白]

目がさめると、目の前にはドアップの隼人。心臓が飛び出るかと思った。


朝から心臓にわるいよ…。


息ができなくなるほどびっくりしたの白の心拍数は速いまま。体中が暑くなってくる。


「キレイな顔…。」


そう言ってぷにぷにした頬に手をそえる。


隼人の寝顔は穢れを知らないみたいに美しい。長いまつげに意外と白い肌。漆黒の髪はサラサラ。そして…キレイな形をした唇…。


その唇に目が行くと、体中はほてる。


「昨日……隼人と…キスしちゃったんだ。」


「そうだなぁ…。」


「すごく…やわらかかった…。」






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