【完】宛先不明のラブレター


思わず自分の耳を疑った。

果枝ちゃんは顔を真っ赤にして、それでも俺から目をそらさずに強く、そう言い放った。


…思わず俺がそらしたくなるほど、強く見つめられた。




今、すごく間抜けな顔をしている気がする。

そんなことを思っていると、沈黙に堪えきれなくなったのか、果枝ちゃんが口を開いた。




「っ、好きだから、! 好きだからキスしたに決まってるじゃない!」


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