遅い初恋〜先輩に恋をして〜
私は、いつしか
海斗先輩を見る
ことが好きで好きで…


言葉になんて
ならなくって…


先輩の後ろ姿は
やっぱり背中が
大きくて…
思わずギュっと
したくなるような
背中なんだ…


『茉美。ほら!!先輩
通るぞっ!!ちゃんと
見ておけよ』


貴洋はそういって
先輩がクラスの
近くを通るとき
声をかけてくれる。


私は、海斗先輩を
目で追うんだ…


ばかみたいに…


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