いつか会える日まで



しーちゃんの見送りのとき和史は今までにないくらいに悲しい顔をしていた。




「元気で頑張れよ!…」

励ます言葉も和史がいえば力が無く、ただの並べられた文字となり散りばめられていくだけだ。



「いってきます。」


しーちゃんの最後の言葉は和史とは反対に力強く、意志が固く感じられた。








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