お嬢様は元ヤンキー!?

夜の見回り...★





こんばんは緒方 渚です…

ちなみに今『夜の学校』です…

何でこんな事になったかって?

奏斗と喧嘩(?)をしてから数日後、奏斗がこんな事を言い出したから…



~回想~



「今日の夜から、学校の見回りするから。」

「「「「…は?」」」」

見事にハモった奏斗以外の生徒会4人。

「だから、見回りするから。」

「何でいきなりそんな事…」

「………。特に意味は無い。」

「なんやねん、それっ!!!

やる意味ないやんけ!!!」

「そうだよ、奏斗っ!!!
今までやらなかったんだから、やらなくていいじゃんっ!!!!」

亮平が言った後に私も言う。

だって夜の学校とか…


「わたくしも反対ですわ。
特に大事な理由も無いようですし、個人の時間まで潰したくありませんわ。」

「あたしも、却下ー!!
夜とかドラマ見えないしー!!!」

「俺も却下やで。めんどいし。」

「そうだよね!!夜の見回り嫌だよねっ!?」

「…なんか渚、すげぇー反対するな…

あ。まさか夜の学校怖いとか…「そんな事あるわけないじゃないっ!!!!!!!」」


ホントはメッチャ怖いしっ!!!!!

「………。
じゃあ、見回り渚がやってよ。」

「……は?」

「だって夜の学校怖くないんだろ?」


いやいやいやいや。
ちょっと待ってよ…

普通に怖いからっ!!!


「見回り渚がやってくれるってさ。」

「えっ!!ちょっと待ってよ!!!私やるなんて…「って事で解散。」

奏斗の解散の合図でみんな帰っていく。


「渚、生徒会室閉めるんだけど。」

「はい…」

生徒会室から出ると後ろからカチャカチャと鍵を締める音がする。




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