きみとベッドで【完結】



ここでだけ。



この部屋のベッドの上でだけでいい。




神さまどうか、この汚れたあたしに、



もう1度ささやかな幸せを持つことを許してください。




それが瞬きのあいだのような、



不確かな短い時間のことであったとしても……













そしてその日、あなたは最後まで、



あたしの名前を呼ばずに果てた。




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