怖がり少女と吸血鬼
そう言うと、エルはパタパタと黒沢くんの近くまで飛んでいき、寄り添うようにして眠り始めた。


やっぱり、可愛いかも。

あたしは無意識のうちに頬が緩んだ。


さて、と!

夕飯、作っちゃいますか!


あたしはエプロンをかけ、キッチンに立って料理を作り始めた。







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