★俺様主人とパシリちゃん☆


「…私の体…汚れてるんだよ?」



「ナナは俺が綺麗にしてやるよ♪」



「………うぅ…」



恥ずかしい



「…ナナは、俺がドンくらい好きなんだよ?」



「…え」



「言わねぇと、置いて帰るぞ」



「…やだよ!!!」



庵くんはニッコリと笑った



「じゃ、言え?」



…どのくらいって……



「大好きがたくさん!」



「!フハハ!!」



…庵くんが、声だして笑ってる



「…じゃぁ、庵くんは?」



「?何が?」



手を繋いでいるから、暖かい



「私のこと、どれくらい好き?」



「………」



何も言わない庵くん



「…庵くん?」



すると私の耳元まで体を曲げて優しく囁いた



「この手…離したくねぇし、ナナのこと死んでも離したくねぇな…」



「!!」



「…好き、大好きじゃ足りない、」



「…」



「ナナ?愛してる」



とびっきり優しくて甘い笑顔を私に見せた



「……」



「だから、俺はナナを逃がさねぇから…」






とってもナナちゃんに、ぞっこんラブな、庵くんでした☆




< 87 / 125 >

この作品をシェア

pagetop