理想の結婚【2】
とにかく用意をして、
車に乗り込みエンジンをかけた。


そして、もう一度
果穂ちゃんからのメールを
確認して、車を走らせた。


今朝、高橋とあんなことが
あったばかりなのに、

遅刻した焦りか?
果穂ちゃんのやさしさが
うれしかったのか?

今朝の苦しみが
少し薄れていた。


果穂ちゃん・・・


とにかく車を飛ばして、
待ち合わせ場所へと急いだ。







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