現代戦国時代2
家の駐輪場に自転車を止め、俺はやっと一息ついた。 

「まだ来てるわよ」
 
女の子が指差す先には、真っ黒な車。
 
先ほど見た車と同じだ。
 
なんだ?この刑事ドラマのような展開は。
 
そんな疑問も束の間、女の子に手を引き、俺は自宅マンションに飛び込んだ。
 
階段を駆け上がり、息を整える間もなく、家に帰り着いた。
 
母はそんな俺達を見て、何から突っ込んでいいかわからないようだ。
 
「珍しいわね……お客さんなんて」
 
「悪い、今それどころじゃないみたい!!」
 
部屋に入ると俺は一人でベッドに倒れこんだ。
 
女の子も腰を下ろし、一息ついている。
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