現代戦国時代2
「現実世界にまた行ったのか!?」
 
男の眉間にしわがよる。
 
由利は少したじろいだが、構わず続けた。
 
「状態を確かめるためよ。父さんや慶次にそんな余裕はないでしょ?」
 
一触即発の雰囲気になってきた。
 
俺はちらりと慶次を見た。 

慶次は……寝息をたてていた。
 
「……わかった。しかし、これからは無茶するなよ」 

「あ…あの」
 
早くここから逃げ出したくなってきた俺は、なんとか声をあげた。
 
「佐助。君にはお礼をしたい。どうぞ中に入り給え」
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