現代戦国時代2
「慶次……」
 
「大将を助けるには、お前の力が必要なんだ。力を貸してくれ」
 
由利は俺の腕の中で、気絶している。
 
謙信は白夜に刄を突き付けられ、今にも命を絶たれそうだ。
 
「やるしかないなら…」
 
俺は覚悟を決めた。
 
白夜に立ち向かう。
 
「そうときまりゃ…!」
 
慶次は武器を地面に突き立て、なんとか立ち上がった。
 
「前田慶次の戦の始まりだぜ!」
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