Princessの掟2






旦那様にバレれば何か言われたかもしれない。もちろんそれ以上もありえた。



「百合亜様は飲んでくれただろうか…。」



トントン 



ぼんやり窓を見ていると誰かが部屋に入ってきた。



「中原さん。」



「潤様。わざわざおいで頂きありがとうございます。」



「いや、百合亜のことだと聞いたら来ないわけにはいかないよ。」



と気にしてないというように笑ってきた。 



そう言ってもらえるとかなり楽だ。 






< 188 / 353 >

この作品をシェア

pagetop