Princessの掟2






何がおかしいんだよ? 



俺の表情を見たからなのか涙目になった目をハンカチで拭いた。 



「ごめんなさい。ただ告白と勘違いされちゃったものだから。」



そう言うとまた笑いだしてしまった。 



「か、勘違い…。」



一気に顔が火照った。 



勘違いにもはなはだしい。どれだけ自信過剰なんだ俺は。 



「じゃあ…話って?」



「百合亜のことについて聞かせてほしいの。」






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