Princessの掟2
「詳しい話はこれ読んで。」
そう言って小さめのノートを渡した。
「…わかった。」
まだ理解しきれてない中でノートを受け取ってくれた。
―――――………
―――……
「ちゃんと大丈夫なのよね?」
「まあ、優斗次第…?」
「百合亜のことは任せて。」
「よろしくね、美吏那ちゃん。」
「じゃあ、また。」
そして、迎えに来た車に乗って美吏那ちゃんは帰っていった。
優斗、準備はできたよ。
美吏那ちゃんの乗った車が門を出たのを確認すると家に入った。