気まぐれの詩(ウタ)

優しいキミ2

この間はごめんね。

キミが優しすぎてつい意地悪を言いたくなった。



私がため息ついたら心配そうに見て、
元気だせって頭を撫でる。
そんな事されると私は勘違いしてしまう。
そしてもっともっとキミを好きになる。

それが嫌でキミに
優しすぎるのって時々人を傷つけるって知ってた?

なんて言ってみたり。

キミは訳が分からなさそうな顔してた。

当たり前だよね。ごめんね。

私、性格悪いなぁ。

でもキミは
友達が辛そうにしてる時は優しくしたいって笑った。

友達が―。ね。それ痛いね。


キミは残酷なくらいに優しい。


私はキミに優しくされると嬉しいけれど、すごく悲しい。


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