Love Story(仮)

最悪の始まり

「皆もうわかってると思うけどまた9月の半ばに球技大会があるから。
バスケかバレーとっちにするか決めておくように」


この塾、なぜだか毎年小学部までは運動会、中等部からは球技大会があるのだ。


「ウチバレーがいい!!!もちろんまりあも一緒にやるよね!?」


萌が言った。萌はバレーを本格的にやってるからいいけど…


「うー…ん、、、当日休みたいぃっ私運動神経0なんだってばさぁ」


「だぁいじょうぶだって、バレーなんてつったてりゃーいいだけなんだから」


「そんなことしてたらボールあたるじゃんっ!!!!!!!!あたしボール怖いんだよぉ」


「はっ!??!?!ボールが怖いって・・・っっッ…ハハッッ…ハハハハッ!!!!」


「なによぉ、、、、」



「ボールが怖いって!!!!!人じゃあるまいし!!!!ハハハッ!!!おっかしぃー!!!!」


「……。」

だって…ボールが自分に向かってくるのがいやなんだもん


その後、バスケかバレー、どちからに名前を記入する紙が回ってきた


もちろんバレーのほうに名前を書いたけど…萌はまだ笑ってた




バスケ:8人,  バレー:13人



「うーん…、もう2人くらいバレーからバスケに移ってほしいなぁ」


「じゃんけんで決めますかっ!!」


担任の1言にクラスの男の子が恐ろしいことを言った



「じゃあそうするか。 バレーのやつらちょっと集まってじゃんけんしろ」

って…もうやだ;;


『さぁいしょぉはぐぅー、じゃぁんけーん・・・』

ポイ



たくさんのグゥーと     私のチョキ・・・
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