【番外編】苺みるくの秘密
「み、水城。なんだよお前!」
化け物でも見たみたいな顔しないでほしいよ。
こっちは嫌なもん見せつけられて気分悪いっていうのに。
「あのさ、お前が桜井にしようとしてることって立派な犯罪だと僕は思うんだけど?」
男はギョッとして僕を見る。
「い、今のは違……」
「違うとでも言いたいのかな?」
「オレは悪くない! 桜井が悪いんだよ!」
僕は必死に口を動かして言い訳する男にゆっくり近づいた。
桜井は顔を伏せたままだ。
「どうしよっかなー。一緒に校長室に来てもらおうかなー。それとも校内新聞にしちゃおうかなー」
ケラケラ笑ってやると男は焦り始めたのかあたふたしてる。
「写真に撮ったから。なんなら今の写真、匿名で校長に送ったっていいんだよ?」
挑発すると男は情けないくらいに慌てて逃げて行った。