俺様彼氏と弱虫彼女



「菜月ーっ!!帰んぞー。」

「はぁい!!ちょっと待ってー」

あたしは荷物を持って

だいすきな…侑斗のほうへ

駆け寄った。

「よし、帰るか。

亮太ー!!またなー。」

「おーっ!!またなっ」

そう言うと侑斗はあたしの

手をとって歩きだした。

「ねぇ、侑斗…。」

「んー??なんだぁ??」

「やっぱり藍田くん

悪い人じゃなかったね。」

あたしがそう言うと

侑斗は笑顔で

「あたりまえだろっ??

俺の幼なじみなんだから♪」

と言った。


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