俺様彼氏と弱虫彼女



あたしがそう呟くと

視界が真っ暗になった。

目が誰かの手で隠された。

「だれっ…!??」

あたしがそう言うと

聞き覚えのある人の声が

答えた。

「あててみ??」

この声は…………

「……先輩っ!??」

そう答えると視界が明るくなって

すぐにあたしは後ろを向いた。

「正解♪」

ふりかえると優しい笑顔で

先輩が立っていた。

どきっ…

先輩ってこんなに優しく笑うの??

というかっ…!!

今どきって………!!!


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