俺様彼氏と弱虫彼女
「デート??」
友里があたしに聞いてきた。
あたしは先輩のほうを見た。
「デート!!」
あたしが答える前に
先輩が先に答えた。
「友里達は??デート??」
そう聞くと友里達は
顔を見合せあってこくんと頷いた。
やっぱり…昨日付き合いはじめたんだ。
「…そっか!!おめでと…!」
あたしはそう言った。
ここ…居にくいな…。
「菜月。俺もう一ヶ所
行きたいとこあるから行くぞ」
「あっ、はい。
じゃあ あたし達は行くね??
ばいばい。」
そう言ってあたし達は店を出た。