禁忌恋愛

★ただ快楽の為に

ギシギシと揺れるベットの音。

時折高くもれる喘ぎ声。

俺はそんな音を聞きながら、ただ欲望の為に腰を振っていた。


そこに愛なんて甘ったるいモノなんてなくそこにあるのはただの欲望のみ。

「…く…う‥や…っ好き‥愛してる…」


俺に必死にしがみつき、愛の言葉をもらす彼女を見ても俺はなんにも感じない。

彼女はただ、くだらない情を愛だと勘違いしてるだけだ。

ーーーーーーー
ーーー


情事が終わり、俺の横で横たわる紗希に気だるく声をかける。


「紗希、そろそろ帰れよ」

「空哉…、あたし達…付き合ってるんだよね?」

紗希が俺を不安げに見上げた。


「…あぁ。だから?」

「だったら………。なんで…キス、してくれない…?愛してるって…言ってくれない…?」

「紗希がそれが嫌ならもう別れるか?」

紗希が力なく顔を横にふる。
その顔には涙が溜まっていた。

「どうでもいいから早く帰れよ、妹が帰ってくるだろ」

紗希は小さく頷きベットから腰を上げた。
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