執事の名のもとに






「おい、聞いたか?メイドクラスとダンスパーティーだって!!」



興奮したように勝が言う。



聞くもなにもここにいたし…。 



「落ち着けって。海琉はタキシードあるのか?」



黙々と夕飯を食べてる海琉に尋ねる。 



「まあ、一応。」



一言だけ言うと海琉はまた食べはじめた。 



相変わらずこういうのには無関心だな。 



そういえば、白のタキシードあったっけ? 



KINGのベスト3は白のタキシードと決まっている。



探さないとな。 



食事を早く切り上げて部屋に戻った。 







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