執事の名のもとに
「結果出るみたいですよ?」
愛琉ちゃんの言葉に3人が舞台に視線を向ける。
その時ちょうど校長が舞台に上がった時だった。
なんか意味わかんないぐらい手に汗をかく。
「なんか緊張してきちゃった。」
美優が俺の腕にしがみつく。
敦たちも校長の言葉をじっと待っていた。
「皆さん、素晴らしいダンスをありがとう。今日は本当に素晴らしいカップルが多くて迷ってしまったよ。じゃあ小林くん。」
校長の指示で司会者の小林っていう人が紙の封を切った。