執事の名のもとに
ROOMCHANGE
その後部屋に戻って必要最低限の物をバックにつめる。
俺等の部屋は誰も使わないらしいから必要があればいつでも取りに行ける。
部屋を出て言われた部屋に行くともうすでに海琉が来ていた。
俺に気づいた海琉が振り返った。
「2週間よろしくお願いします。」
ほんと海琉は礼儀正しい。
「こちらこそ…。何時から練習だっけ?」
「確か、2時からだったと思います。」
その後、バックから全て出し終えないうちに海琉はバックのチャックを閉めた。