執事の名のもとに

現代






―――――――…………



――――………



「……ということです。」



私のお嬢様はニコニコしている。



やはり、話すべきではなかっただろうか。



「なるほどね、執事学校なんてあったのね?」



「はい、ございます。私も1年通いましたので。」



「ねぇ、中原。」



「はい、何でございましょう。」



「ずっと、そばにいてね?」



「はい、勿論でございます。」



この先、ずっと……。



私が執事である限り。









執事の名のもとに。







< 418 / 419 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop