あたしのパーフェクト★BOY
あっけに取られていると携帯電話を机の上に放り投げた玲央は結衣を見た。



「写真は・・・・・・いいよ」



「あ、ありがと・・・・・・」



「まだそこにいる気?逃げないと襲うよ?」



「な、何言ってるのっ!?」



結衣は慌ててベッドを降りるとカメラを持ったが、玲央が気になって部屋を出られずに突っ立ったままだ。



電話中の玲央は辛そうな顔をしていた。



――聞きたい・・・・・・。



「玲央、今の誰だったか聞いて良い?」



ドアを背に結衣は聞く。



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