あたしのパーフェクト★BOY
「もういいっ 他に用は?」


「ないわよ?様子を見に来ただけだから」



多恵子はにっこり笑みを浮かべると出て行った。




ベッドに寝転んでさっき撮った玲央の写真を見ていた。



――ほんと、きれいな寝顔・・・・・・最高の出来だよ。やっぱり被写体がいいからかな。



撮ったのは6枚ほど。



――消されなくて良かった♪



翌日の昼過ぎ、リビングでお笑いの番組を見ていると玲央がやって来た。



「暇そう」



「暇じゃないよ?好きな漫才師が出ているんだもん」



ちょうどお気に入りのコンビがネタをやっていた。



「彼ら?」



「うん♪ 右の人」



漫才師なのにイケメンで人気があるのだ。




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