あたしのパーフェクト★BOY
* * * * * *



「あれ?玲央、どこか行くの?」


クーラーの効いたリビングのソファーに座り雑誌を見ていた結衣が階段を降りて来た玲央に聞く。



「ちょっと出かけてくるよ」


結衣の事がなんなのか、気になっていたが聞かずに玄関に向かう。



「あたしも一緒に行っていい?」



スニーカーを履いていると後ろから声がした。



「結衣、今日はダメだよ 明日出かけような」



履き終えて振り向くと結衣の頬に手を伸ばした。




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