あたしのパーフェクト★BOY
腰をかがめて、軽くあたしの唇にキスをする。



なんだか、それだけでも親密に思えてあたしは嬉しかった。



玲央ににっこり笑うと、あたしはベッドから降りた。



「散歩でもする?」



「うん」



玲央が手を差し出し、あたしはその手を握った。




手をつなぎながらお家の近辺を散歩するのは新鮮だった。



イギリスのお家って可愛いものが多いと思った。



窓辺にはお花が咲いていて、心地よさを感じる。



「良い環境で玲央は育ったんだね」



「まあね ここは嫌いじゃないよ」




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