紙飛行機★


「痛ってー!!!空からケータイが降って来た…」


「マジかよ!お前、冗談きつ過ぎ(笑)」


「だってよー…」


 したで騒ぎ声がして窓をのぞいた。


「ケータイのプロフィール見ればわんじゃねーの?」


=ピッピッ=


「浜埼 真緒?」


『へっ?アタシ!?』


 3階からはよく見えないけどあのケータイもしかして…


アタシは急いで鞄の中を確認した。


『あれっ!?ない!!』


「おい!!上見ろよ!」


「あっ…」


『アタシのケータイ返して!!!』  


 今にも泣きそうな勢いで叫んだ。


「ヒロ、行けよ!!」


「俺かよ…」

「お前の頭に振って来たんだろ。」


「わかったよ…」


  

  
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