チャラ男を愛した私~実話~《不倫の果て》
「レジャーシート入れたし、お弁当入れたし…お茶有るし…。おしっ!行くか。」


荷物を持って、待ち合わせの場所へと急ぐ。


空は透き通る青さで、綿菓子の様な雲が浮かんでて……絶好のピクニック日和。

私の前に、臼井さんの車が止まった。


「おはよ。」


後部座席に座って、臼井さんに声をかけた。


「はよ……。」


大きな欠伸しながら、目を擦る。


「寝不足?」


「あぁ…ずっと飲んでた。」


また一つ欠伸をした。


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