チャラ男を愛した私~実話~《不倫の果て》
意を決して聞いてみた。


「好きって……。
何が……?」




ドクン…ドクン……



さっきより、更に激しく動き出す心臓。

恋愛経験無い訳じゃないから、なんとなく分かるんだ……。

臼井さんが、何を言おうしてるのか…。

自意識過剰じゃ無かったら……多分…。



「亜矢ちゃんが、好きだ……。でも、俺には嫁さんも、子供もいる…。
先の見えない恋愛だって分かってる。
馬鹿だって……分かってる。でも……」

「それ以上、言わないで!臼井さんの言いたい事分かってるよ……。
私だって、それなりに恋愛してきたから……。」



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