チャラ男を愛した私~実話~《不倫の果て》


目すら合わさずに、まるで私なんか、いないみたいに……。

「おはよう。」


周りの人に声をかけていく。


いつもの笑顔で……

私が立っている場所だけが、時間が止まった様……。


何も聞こえない…。

声も出ない……。


なのに、溢れそうになる涙を必死に止めようとする………。

それだけしか………




出来ない………。





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