もう一人のあたし~鏡の世界~
第二章
ガチャ

「ただいまって言っても誰もいないけど」


まずは自分の部屋かたづけよ…


ガチャ

「これはここでーこれは…後で」


2時間後…


「片付いたぁ!もうダメ…疲れた…おやすみぃ…」


〈亜美…きろ…起きろ…〉

誰?…聞いたことある声…あたし…?ん?!あたしぃ?!

ガバッ!

「やっと起きた!遅い!」

「だ…誰?ってあたし?」

意味不なんだけど…


「あたしはもう一人のあんた。亜美が亜美って呼ぶのはなんか変だから…あたしは由美がいいね」


「ち…ちょっと待ったぁ!あんたどこから来たの?!」

「鏡」


はい?鏡って普通出入り出来ないよね?
なんでなんでなんで?!


「なんでかわからないけど…まあいいじゃん」


いいの?いいもんなの?…考えるの止めた。面倒くさっ


「あんた由美で良かったっけ?由美なんでここに来たの?」


「さぁ?なんでだろうねあたしもわかんない」


…わかんないって…あたしのほうが意味わかんない


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