HAPPY!!
プロローグ
あたしの名前は水野せいら。

中学二年生。

クラスメイトの木内がすきだけど、絶対他人には言わないし、本人にだって言ってやらない。

あたしが木内をすきになったのは、あたしがいじめられているときに救ってくれたから。

誰もがあたしを透明人間として扱い、無視し続ける中、木内だけは変わらずに接してくれた。

そんな木内のことをすきになるのは時間の問題だった。


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