サッカー恋

勘違いな恋


放課後。

「全員いなくなったな、
とりあえずどしたんだ?」

『元と陵くん部活行って
いいよ?
アタシ絢香と二人で
話したい』

「うちも」

「そっかわかった、
じゃあまた明日な」

二人が教室から出て行った。

『ねえ絢香、
絢香さ元のこと好きなの?』

「へ?あー友達としてね」

『そうじゃなくて!!!
恋愛として!!!』

「は?んなわけないじゃん、
てか可奈に言おうと
思ってたけどうちが
好きなん陵だよ」

『は?まじで言ってんの』

「待って、まさか
うちが元のこと好きと
思ってたん?
だから怒ってたん?」

『だってだって
絢香いつも元の話じゃん!!』

「あーだってさ
そうでもしなきゃ
可奈素直にならないかなって
思ってさあ。
可奈が元のこと好きって
わかったから」

『でもいっぱい元と
メールしてたんでしょ?』

「それは陵のこと
いろいろ聞いてたの!!
もう本間素直じゃないねん
からあ!!」

え?え?
信じていいんだよね。

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