演劇の間
その日の夜。
西田さんの応援のお陰か
普段はしないセリフの練習や
立ち位置等を入念にした。

俺は唯一の一年生出演を今頃になって喜んでいる。

「これに選ばてなかったら西田さんに応援されなかった。」
「これが成功したら西田さんと結婚できる。」
とかね。
とにかく俺の謎の喜びは謎の妄想へと進んだ。


え?何の役をやるか?


[村人C]
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