イジワル王子とお姫様
「でも、あれ?銃士くんは?」


「んー、ナツキくん来ないし。今日は一人で学校行くって」


「そーなんだ。…私の事気にせずに二人で走れば良かったのに。銃士くん気遣ってくれたのかな」


そう言うと、杏はにっこり笑う


「ま、たまには前みたいに桃香と学校行きたいし。いいの、いーのっ


まだ時間あるし、学校行く準備ゆっくりでいいからね」


「うん。じゃ、ちょっと待ってて」


私は杏をリビングに通すと、自分の部屋に戻り、制服に着替えた


ちょっと…まだ時間早いし、行くまで昨日の話、してよかな


リビングに戻り、杏に昨日の事を話した


杏は、私たちがいつの間にかそんな約束をしたのにも驚いてたし、ナツキくんの行動にも驚いてた


そりゃ、びっくりするよね
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