イジワル王子とお姫様
マーコが言うように、本当に私ってどんくさいな


ピピピッ


ピピッ


ピッ…


あ…目覚ましの音だぁ


もう朝?


起きないと…


眠い目を擦り、ベッド横のサイドテーブルに手を伸ばした


ん…?


固い筈の目覚まし時計が、柔らかい


しかも…生暖かいし


そういえば、いつもウルサいぐらい鳴ってる時計なのに、止める前にもう鳴り止んでる…?
< 85 / 275 >

この作品をシェア

pagetop