男子上等!!



「彰、明日ちゃんと梓に似合う服を選んであげてね」

「うん、わかった……けど、この顔なら何でも似合うんじゃない?」

「そうなのよ、でも本人は気づいてないのよね…」



なんか、コソコソ彰とお母さんが話してる。

ちっとも聞こえない…。



「何コソコソ話してんの!?
どうせ、髪型が似合わないとか言ってんでしょ!?
自分でも、わかってるから!!」

「全然わかってないね」

「わかってないね」

「「……はぁ〜」」

「な、何よ!!
2人してため息なんてついて!!」

「それじゃあ彰、明日ちゃんと梓に似合う服を選んであげるように」

「はい、了解しましたー(笑)」

「な、何このノリ…?
あっ、今思ったんだけど彰の服借りたらいいんじゃないの?」

「あんた、自分の身長わかってる!?
154よ!?」

「うっ……、人が一番気にしてることを……」

「それに比べて、彰は178よ!?
合うわけないでしょ…」

「そ、そうですね……」

「だから、明日は皆で買い物だからね」

「「はーい」」



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