教室の秘密



『さっきまで居たよ...さっきメールでふられた』




驚きを隠し切れないこいつらは素直に顔に出ていた



『先生はもう好きじゃないの?』








松田秋人だった


秋人は睨むように俺を見つめた




『好きだよ....俺が全部悪かったんだ』



『先生は大人だな...自分が悪いなんてなかなか言えねーよ普通』





空に告白したいと言っていた藤本が俺をまじまじと見て頷いてる





『そろそろ見回り時刻だから...明日も早いんだからお前ら早く寝ろよ』



はいはいとやつらは頷く




『自販でジュース買いたいんで途中まで一緒します』




『あぁ.....』







パタン
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