天国に近い場所
それって…

龍美は今私が『可愛い』と思っていた水着を指差していた。



やだ…

私が今カワイイって思ったやつじゃん!





「なあ、この水着にしろよ。俺コレがいい」


そう言って龍美は、その水着を手に取った。




私だってその水着がいいけど…

このシチュエーションって、まるで私が龍美が選んだ水着を着たいみたいじゃない…






「それカワイイじゃんっ☆志乃に似合いそ♪」


夏莉にまでそんなこと言われたら…

買わないわけにいかないよ(汗)
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