ナツ色の恋~最強男が愛した伝説の女~
「そんなことあるわけねぇだろ」
「あるわよ!」
どうして、こいつはこんなにもヒステリックなんだ?
ぎゃんぎゃんわめく奴ほど、うざいものはない。
「…Angel、呼んだ?」
「ミーナっ!」
また、女の声がしたと思った。
声のほうを見ると、オレンジ色の髪の毛をした女が、後ろに結構な人数の男を従えていた。
「…まじかよ……」
俺一人で、あの人数を相手にするのか…?
いや無理だろ。つーか逃げてぇ。
でもそんなことは俺のプライドが許さねぇ。
「こいつ、適当にぼこっちゃって」
オレンジ色の髪をした女の命令を受けると、男たちが俺に詰め寄ってきた。