爆暴走
『亜希、ゴメンナサイ…お父さんのところへ、来てちょうだ…い。」




―――この時は、ゴメンナサイの意味など考えてなかった。



ただ、お父さんが心配で…。



「ご、っごめん!!!また今度…。」





「あ!おい、亜希…。」



急いでタクシーを拾って、病院へ行った。




お父さん、お父さん…。




バンッッ!




「…え…?」



「亜希、お父さんね、お父さん…いっちゃったよ…」



そこにあった光景は、泣き崩れる母さんに…昨日と同様…ではない、酸素マスクと点滴の外されたお父さんの姿があった。




「な、何やってるの。酸素マスクとか外したら死んじゃうじゃん」



「亜希、亜希・・・」



「ね、ねぇ、お父さん?聞こえてるんでしょ?返事してよ。ねぇ」



そういいながらも、目から出るのは涙で…。



「お願いだからぁっ!」


こんなにも、お父さんが大好きだったんだなぁ、と痛感する。






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